橋から転落の警察官、病院で死亡確認 書類風で飛び足を滑らせたか 兵庫・西宮の国道

3日午前8時40分ごろ、兵庫県西宮市塩瀬町名塩の国道176号の尼子谷橋で、「警察官が高さ約10メートルの橋の上から下に落ちた」と別の警察官から119番があった。転落した警察官は意識不明の状態で救急搬送されたが、頭部を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警西宮署によると、亡くなったのは同署地域3課の男性警部補(54)。同署によると、署員2人が現場で交通事故の処理中、書類が風で飛び、取りに行こうとしたところ、足を滑らせて転落した可能性があるという。
書類を取ろうとする様子を見ていた交通事故の当事者が叫び声を聞き、警部補の姿が見えなくなったことに気付き、もう1人の署員に報告した。
現場はJR西宮名塩駅から南へ約400メートル。