今日4日(火)は、各地で朝の冷え込みが強まりました。北海道の中標津町では今季全国で最低の-7.7℃を観測しました。
東京都心でも7時までに8.2℃を観測し、今シーズン最低気温を更新しました。
西、東日本を中心に今季最低気温を更新
今朝は全国的に晴れていたところが多く、放射冷却現象が強まり冷え込んだ朝となりました。
7時現在、今朝最も気温が下がったのは北海道標津郡中標津町で、最低気温-7.7℃を観測しました。他にも道内では足寄郡陸別町で-7.5℃、旭川市で-3.0℃、札幌市で1.5°℃と、各地で11月中旬~下旬並みの厳しい冷え込みとなりました。
本州では内陸中心に冷え込みが強まり、岩手県宮古市区界で-5.1℃、長野県南佐久郡南牧村・野辺山で-7.0℃を観測しています。その他、秋田で2.9°℃、名古屋で7.9℃、大阪では8.9℃、福岡で10.4℃まで気温が下がり、こちらも11月中旬~下旬並みの厳しい冷え込みとなりました。
また、7時までに全国459地点で、今季最低気温を更新しています。
この冷え込みでフロントガラスにも霜びっしり
今朝の冷え込みによって、各地で霜の降りた様子の写真が撮影されています。
車のフロントガラスにも霜が降りる季節になりました。
朝の通勤・通学時に車を使用する場合は、解氷スプレーやスクレーパーの準備、ワイパーを立てておくなどの事前対策、さらにいつもより時間に余裕を持った出発がおすすめです。
昼間は日差し暖かくてもひんやり
朝は冷え込んだ日本列島ですが、移動性高気圧に覆われるため、昼間は広範囲で日差しが届き気温が上昇します。
ただ、日差しの下は暖かくても空気が冷たいため日陰ではひんやりします。
朝と昼や日ごとの気温差が大きくなるので体調管理にお気をつけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)