木原官房長官が中国側に説明・反論 高市総理の台湾有事に関する「存立危機事態」答弁で中国外務省が日本の金杉大使呼び撤回求めたことに対し

高市総理の台湾有事をめぐる答弁に中国外務省が昨夜、日本の金杉大使を呼び出し抗議したことに対し、木原官房長官はきょうの会見で改めて中国側に説明し、反論したことを明らかにしました。
木原稔官房長官 「高市総理の答弁の趣旨と我が国政府の立場について、中国側には改めて説明を行い、反論をいたしました」
高市総理が台湾有事をめぐり「存立危機事態になりうる」と答弁したことについて、中国外務省は昨夜、金杉大使を呼び出し、発言の撤回を求めました。
これに対し、木原官房長官はきょうの会見で、中国側に答弁の趣旨と日本政府の立場を説明した上で、反論したことを明らかにしました。
また、中国の総領事による「汚い首は斬ってやるしかない」などの投稿について、木原長官は強く抗議し、中国側に適切な対応を強く求めたと述べました。