立憲民主党の野田代表は16日、衆院解散・総選挙について、「早い時期の可能性も十分ある」との認識を示した上で、「比較第1党を目指し、少なくとも200人近くは候補者を擁立したい」と述べた。訪問先の長崎県島原市で記者団の質問に答えた。
野田氏は、多党化が進んでいる現状を踏まえ、「単独過半数を狙うより、他党と合わせて過半数を超え、中道政権を作るイメージの方がいい」とも語った。国民民主党や公明党などとの連携が念頭にあるとみられる。
立民は前回2024年衆院選で政権交代の実現を訴え、過半数(233議席)を超える237人を擁立し、公示前から50議席増の148議席を獲得した。