古都ルアンパバーンを訪問した愛子さま「私も日本とラオスとの架け橋の一端を担うことができれば」

【ビエンチャン=戸田貴也】ラオスを訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは20日、同国北部の古都・ルアンパバーンを日帰りで訪問された。
午前に首都ビエンチャンを臨時列車で出発した愛子さまは、民族衣装に着替え、同国が王政時代に宮殿だった国立博物館を視察された。王室ゆかりのシェントーン寺院にも足を運ばれた。
地元の県書記主催の昼食会にも出席。2012年にルアンパバーンを訪れた皇太子時代の天皇陛下が、伝統や人々の優しさに心を動かされたというエピソードを紹介し、「私も、日本とラオスとの架け橋の一端を担うことができれば幸いに存じます」と語られた。
東京のNPOが共同運営する小児病院を視察後、「ラオス随一の美しさ」とも言われる景勝地・クワンシーの滝に足を運ばれた。同日夜にはビエンチャンに戻られる。