衆院定数法案「削減確実に」=自維幹部、時期・幅を調整へ

自民党の鈴木俊一幹事長と日本維新の会の藤田文武共同代表は20日、自民党本部で会談した。衆院議員の定数削減法案について、確実な実施を目指して「実効性のあるものを作る」方針で一致。両党は実務者協議で削減する時期や数について検討を進め、今国会への提出を急ぐ。
自民は実際の削減時期は来年以降に先送りすることを検討している。会談に同席した萩生田光一幹事長代行は記者団に「どう実効性あるものにしていくか話し合った」と説明した。
藤田氏は削減規模について、衆院定数465の1割に当たる「46~50くらいだろう」と記者団に語った。削減時期に関しては「現場(実務者)で調整してもらう」と述べるにとどめた。 [時事通信社]