11月17日から5泊6日の日程で、初の海外公務としてラオスを訪問された愛子さま。国家主席や首相が接遇する大歓待ムードの中、国内では「愛子天皇」待望論が再び盛り上がりを見せている。
満を持して世界デビューを果たされた愛子さま。ラオスの現地メディア「The Laotian Times」は、日本のプリンセスについてこう報じた。
「日本の伝統では、何世紀も続く皇統を継承できるのは男性のみとされるが、女性が皇位に就くことに対する国民の支持が高いことは世論調査が示している」
今年9月には次代の天皇、悠仁さまが成年式を迎えられたが、国内でも「愛子天皇待望論」は燻り続ける。名古屋大学大学院の河西秀哉准教授が指摘する。
「皇族数の減少は深刻で、公務の担い手が限られるなか、ラオス訪問によって、海外にも公務の幅を広げられた愛子さまの存在感は、今後さらに増し、女性天皇容認の機運は、今まで以上に高まっていくでしょう」
「ご本人がどう感じているのか…」
昨年4月のご就職以来、公務の先々で巻き起こる“愛子さまフィーバー”。Yahoo!ニュースのコメント欄では、「愛子天皇」待望論について肯定的な声が多数寄せられた。
「天皇家以外の方が天皇となる訳ではなく、直系長子である愛子さまが皇位を継承されることは何の異論もない」
「性別に関わらず人々と苦楽を共にする精神を体現されておられる方が皇位継承して頂きたい」
「女性天皇につかれても国民の納得は得られると思います」
一方で「女性天皇と女系天皇ではまったく違ってくる。この違いを知らずに話すのは良くない」「国民感情は別として、愛子様ご本人がどう感じているのか、非常に気になるところ」「愛子様の将来に関わる事なので、選択肢を残してあげたい」といった慎重な意見もあった。
皇位継承制度をめぐる議論は、愛子さまのご活躍を機に新たな局面を迎えている。
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「週刊文春電子版」では、『 ラオス大歓待て再燃する「愛子天皇」待望論 』を配信中。「愛子さまカレンダー 3刷2万部“異例のヒット”」「5泊6日 過密日程で見えた『平和へのご覚悟』」「佳子さまと双子コーデでも囁かれる決定的違い」「ご進講も雅子さまと一緒『秋篠宮家とは違って…』」などのトピックについて 詳しく報じている 。
(「週刊文春」編集部/週刊文春)