片岡亀蔵さん死去、火災のあった工場兼住宅の近隣住民明かす「ボーン、ボーンと住居部分で2回ほど爆発音があった」

歌舞伎俳優の片岡亀蔵(かたおか・かめぞう=本名・片岡二郎)さんが24日、東京・足立区の工場兼住宅で起きた火事によって死亡した。64歳だった。
通報した近隣住民によると、同日未明に住宅部分の3階の部屋から爆発音があったという。「ボーン、ボーンと2回くらい。3階が住居、2階以下がお菓子工場になっているんですが、燃えているのは3階の一室だと思います」と同住民。「炎が見えなかったのですが、煙がもくもくと出ている感じでした」と当時の状況を説明した。通報した後に住民の家族が様子を見に行くと、救急車へ2人ほど担架で運ばれていたという。
別の住民によると、この住宅は4人暮らしで「歌舞伎役者の人のことは知らない。姿をみたことはなかった」と述べた。「昔からある家。お菓子工場には地元の子どもたちが買いに来たりすることもあって、地域の人には愛されていたと思いますよ」と話していた。