乗用車が歩行者はねる 80代男性と20代女性が重体 逃げた男の所在を確認、任意同行へ 東京・足立区

警視庁によりますと、24日午後0時半ごろ、東京・足立区梅島の国道4号で乗用車が歩行者をはね、ケガ人が11人出ています。ケガをしたのは10代から80代の男女11人で、このうち80代の男性と20代の女性が意識不明の重体だということです。
また、現場の映像によると自動車も複数台巻き込まれている様子がうかがえました。
警視庁によりますと、現場に残された白いセダンの乗用車が赤信号を無視して突っ込み、衝突したということで、運転手は逃げているということです。
また、この乗用車は現場近くの販売店から盗まれたものと同一であるということで、客として来ていた男が「展示車両を乗っていった」と販売店の従業員が110番通報していました。店舗内では、車のカギは車内に置かれていて、盗んだ男は黒の上着に青っぽいズボンをはいていたということです。
警視庁はひき逃げ事件と車の窃盗事件として捜査していますが、捜査関係者によりますと、すでに衝突現場から逃げた男の所在について確認し、この後、任意同行して事情を聞く方針だということです。