海保の無人航空機、着陸時に滑走路と接触か…プロペラ先端などに損傷

海上保安庁は24日、同庁が運用する無人航空機「シーガーディアン」が23日に北九州空港(福岡県)に着陸した後、後部のプロペラなどに損傷が確認されたと発表した。着陸時に滑走路と接触したとみられる。
発表によると、シーガーディアンは23日午後6時半頃、北九州空港に地上からの遠隔操作で着陸。その後、同機が自走できなかったため同機の運用センター職員が確認したところ、後部のプロペラ4枚の先端部が折れ曲がっていたほか、機体底部の垂直尾翼先端にもこすれた跡があった。同庁は着陸の際に滑走路と機体後部が接触した可能性があるとみて調べている。けが人はいなかった。
この影響で空港の滑走路が約40分間閉鎖され、後続の3便に遅延などの影響が出た。