「法事間に合うか」「帰りたい」=週末に予期せぬ欠航、利用者困惑―羽田

全日空で29日、多数の欠航便が出た。「法事に間に合うか」「きょう中に帰りたい」。週末に予期せぬ予定変更を強いられた利用者からは、困惑の声が聞かれた。
羽田空港第2ターミナル(東京都大田区)には全日空の欠航専用カウンターが設けられ、多くの利用者が列をつくった。
都内に住む会社員の60代男性は実家での法事に出席するため、秋田県の大館能代空港行きの便に乗る予定だったが欠航に。「これから東京駅に行き新幹線で帰ろうか検討しているが、あすの法事に間に合うか分からない。帰りの便もどうなるか」と困惑気味だった。
出張で東京を訪れていた福岡県の50代男性会社員は、福岡空港行きの便が欠航になり「きょう中に帰りたいけど、この後どうするか決まっていない」と戸惑った様子。「もう1泊するのは困る」と話し、近くにいた全日空のスタッフに相談していた。
東京にライブを見に来ていた広島県の30代女性は、広島空港行きの便が欠航になったため、新幹線で帰ることにしたという。広島空港に車を駐車しているといい「新幹線で帰っても空港に行かないといけない」とうんざりした様子だった。
サッカー観戦のために佐賀空港行きの便を予約していた千葉県の40代の会社員男性は、スマートフォンのアプリで欠航を知った。福岡行きの便に変更したといい、「無事に行けそうで良かった」と胸をなで下ろした。 [時事通信社]