人気ブランド「X―girl(エックスガール)」などの衣料品を販売するアパレル会社「ビーズインターナショナル」(東京)は2日、模倣品の販売で商標権を侵害されたとして、中国発の通販サイト「SHEIN(シーイン)」の日本法人(東京)などを相手取り、販売差し止めと計約1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたと発表した。提訴は11月28日付。
ビーズ社によると、シーインでは遅くとも今年5月以降、ビーズ社が商標権を持つ4ブランドのロゴが付いた模倣品のTシャツが販売されていたという。シーイン側に模倣品の販売停止を繰り返し求めたが、十分な対応がなされなかったため、提訴に踏み切ったという。