「盗難の事実ない」情報共有されず…警察が男性2人に不必要な捜索と差し押さえ実施 福島

いわき中央警察署が住居侵入・窃盗事件を捜査する際に、本来必要のない捜索差し押さえを行う不適切な捜査があったことがわかりました。
県警によりますと、今月1日に、いわき市に住む男性から自宅リビングにあった財布などが入ったバッグが盗まれたと届け出があり、いわき中央警察署が捜査を始めました。その後の5日に男性からバックは別の場所に置き忘れ、盗難の事実がなかったとの連絡がありましたが、その情報が捜査員らに共有されず、いわき市に住む50代男性と20代男性に対して、本来必要のない捜索と携帯電話などの差し押さえを行ったということです。県警は男性2人に謝罪し、「再発防止に努めていく」とコメントしています。