伊勢原・日向山の山林火災が鎮火 登山道の通行止め、順次解除へ 1.3ヘクタール焼く

伊勢原市と厚木市にまたがる日向山(404メートル)で9日に発生した山林火災について、伊勢原市は16日、鎮火したと発表した。これに伴い、日向方面の登山道の通行止めは17日以降、順次解除するという。
火災は9日午後2時50分ごろ、同市日向の浄発願寺奥ノ院から西北西の斜面で発生し、周辺の約1.3ヘクタール(速報値)を焼いた。応援要請を受けた横浜市や東京消防庁、千葉市、自衛隊の消防ヘリが計110回を超える空中消火を行い、12日には伊勢原市が延焼の恐れがない鎮圧を宣言した。
13日からは近隣自治体の協力を得て地上部隊が熱源を探る鎮火作業にあたっていた。