京都府八幡市は18日、同市男山の認定こども園「早苗幼稚園」で、3~5歳児クラスの園児133人がケーキの飾り付けに使ったポリ塩化ビニールの製品を誤って食べたと公表した。チョコレートの飾りと間違えて園が購入し、用いていた。
市によると、今月10日午前、園児と保育士らが市販のケーキにホイップクリームを塗り、飾り付けなどの作業をした後に食べた。午後に別の職員が口にして、食品ではないと気づいた。
帰宅後に腹痛を訴える園児が3人いたが、現在は症状が落ち着いているという。市は「誤食との因果関係は不明」としている。
誤って食べたのは、細長く小さい粒状のチョコスプレーなどと呼ばれるチョコレートの加工品に似せたもので、1粒が数ミリ程度の大きさ。事前の検食はしていなかったという。