【瞬間】会計ごまかし肉盗む 窃盗相次ぎ無人販売所閉店に 1.5万円相当手に取り600円払う 札幌

カバンいっぱいに商品を詰める人物。
慣れた手つきで冷凍庫から次々といれていきます。
12月22日、無人販売所に設置された防犯カメラが窃盗の瞬間をとらえました。
(向山記者)「犯行に及んだ人物は1万5000円相当の肉をかばんにいれ、600円だけ会計して立ち去りました」
窃盗の被害にあったのは、札幌市中央区の肉の無人販売所です。
在庫の数と支払われた金額が合わず、不審に思ったオーナーが防犯カメラを確認し、被害に気が付きました。
(オーナー)「まず怒り。無人店舗にして人件費を削減することで安く提供していたのに」
この人物は12月2日午前1時半ごろにも店を訪れ、1万5000円相当の冷凍の肉をカバンにいれて、600円だけ払い店を立ち去りました。
わずか3分の犯行です。
店は相次ぐ窃盗をうけ、22日に閉店しました。
(オーナー)「これ以上万引きを防止するには何百万もかけて新しいシステムを入れないといけないが、原材料も上がっているので回収することは不可能だと思って、このまま閉めて終わらせた方がいいなと」
店は被害届を提出し、警察は窃盗事件として捜査しています。