川重から私物受領、11人処分=ゲーム機など116万円相当―防衛省

川崎重工業が海上自衛隊の潜水艦修理を巡る架空取引などで捻出した裏金を原資に海自隊員に物品提供や接待をしていた問題で、防衛省は26日、川重からゲーム機などの私物計約116万円相当を受け取ったとして、新たに幹部1人を含む隊員計11人を停職や減給の懲戒処分にしたと発表した。
処分は既に定年退職した元海曹長(56)が8月8日付、幹部ら10人が12月26日付。川重による利益供与は長年にわたり常態化していたとみられ、自衛隊の警察に当たる警務隊が捜査している。 [時事通信社]