「突然理不尽な形で命を奪われた」高2の息子を殺害された遺族が元少年らに賠償求めた裁判で弁論終結 判決は来年3月

2010年、神戸市北区で殺害された高校2年の堤将太さんの遺族が殺人罪が確定した当時17歳の男とその両親に賠償を求めている裁判が弁論を終え、来年3月に判決が言い渡されます。
2010年、神戸市北区の路上で、高校2年の堤将太さん(当時16歳)が当時17歳だった男(32)にナイフで刺されて殺害されました。
男は、事件の約11年後に殺人の疑いで逮捕され、ことし10月に懲役18年の判決が確定しました。
堤さんの遺族は、男とその両親に対し計1億4800万円あまりの賠償を求めています。
(亡くなった将太さんの父堤敏さん)
「息子を突然理不尽な形で命を奪われた。これはどれだけ時間経っても変わらない事実」
裁判は26日弁論を終え、来年3月に判決が言い渡されます。