北海道むかわ町で男性の遺体を埋めた罪で公判中の50歳の男について、札幌地検は殺人容疑と傷害容疑に関して不起訴処分としました。
札幌市白石区の会社役員大上文彦被告50歳は、むかわ町の空き地に札幌市豊平区の西村隆行さん55歳の遺体を遺棄した罪で起訴され公判中です。
大上被告は西村さんへの殺人容疑と傷害容疑でも送検されていましたが、札幌地検はきのう25日付けでいずれも不起訴処分としました。
また、死体遺棄や証拠隠滅の疑いで送検されていた男女5人についても不起訴処分としました。
札幌地検は6人の処分理由について「証拠関係を踏まえ慎重に判断した結果」としています。