新年一般参賀で天皇陛下「穏やかで良い年となるよう願っております」…初出席の悠仁さま、にこやかに手を振られる

皇居・宮殿で2日、新年一般参賀が行われた。天皇、皇后両陛下をはじめ上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家らが宮殿のベランダに立ち、参賀者に手を振られた。昨年9月に成年式を終えた秋篠宮家の長男悠仁さま(19)が初めて出席された。
天皇陛下はあいさつで、「昨年も地震や大雨、林野火災、大雪などによる災害が各地で発生するなど、多くの方々がご苦労の多い生活をされていることを案じています」と述べ、「本年が皆さんにとって、穏やかで良い年となるよう願っております」と話された。
悠仁さまは午前、午後の計5回全てに臨み、にこやかに手を振られた。上皇ご夫妻は午前の3回に出席された。参賀者は前年並みの計6万140人だった。
初めて訪れたという大阪府枚方市の着付け師の女性(58)は、福島県南相馬市の友人が東日本大震災による津波で自宅を失ったといい、「被災者に思いを寄せられる陛下のお言葉で元気付けられていると思う」と語った。
両陛下は震災から15年の今年、岩手、宮城、福島の3県を訪問される見通しだ。宮城県登米市の会社員の女性(56)は「訪問が実現すれば、被災地に関心を持ってもらう良いきっかけになる」と期待を寄せた。
1日には宮殿で新年祝賀の儀が行われ、両陛下は皇族方や高市首相ら三権の長から新年のあいさつを受けられた。陛下は「年頭に当たり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と述べられた。
皇居で行われた新年一般参賀(1回目)での天皇陛下のお言葉は次の通り。
新年おめでとうございます。新しい年を、こうして一緒に祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年も地震や大雨、林野火災、大雪などによる災害が各地で発生するなど、多くの方々がご苦労の多い生活をされていることを案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって穏やかで良い年となるよう願っております。年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。