《「恋した」「すっぴんがかわいい」と…》沖縄県警捜査員が“ヤミ金事件”捜査女性の勤務先に押しかけ、迫って、批判殺到 “パスポートを押収し、逆らえない状況でエイサーに誘った”

もはや珍しくもなくなった警察官の不祥事だが、沖縄でコンプラ意識を疑われるトンデモな事案が発覚した。沖縄県警の警察官が、「ガサ(家宅捜索)」に入った女性の勤務先に押しかけ、「恋した」などとアプローチをかけた、というのだ。コトは、警察庁が摘発に注力する「匿名流動型犯罪グループ(トクリュウ)」が絡む事件の捜査中に勃発していたが、県警が警察官への「注意」のみで済ませ、事案発覚後もこれといった対応をしていないことも批判を集めている。騒動の裏側で何が起きていたのか。
〈刑事として一番やってはいけない類の行動〉
〈口頭注意だけで済まされるのか?〉
「X」に警察の対応を批判する投稿が相次いだのは、2026年の仕事始めから間もない1月6日のことだった。この日、沖縄の地元紙「琉球新報」の朝刊が報じた、ある記事が事の発端となった。
「記事は『捜査対象女性に私的接触』の見出しで、沖縄県警の警察官が捜査対象となった20代の女性に私的に接触した事案を報じました。女性は組織的なヤミ金事件で県警が行方を追っていた被疑者の知人で、2024年5月に自宅に家宅捜索に入られていました。その際、パスポートや現金などの私物が押収され、繰り返し任意での聴取も受けていたようです。
そんな中、押収物の返還も受けていない同年8月、女性の勤務先のキャバクラにガサ入れに参加していた警察官が来店し、女性を指名。その場で『恋した』とか『すっぴんがかわいい』などと好意を寄せるような発言をしたことが問題視されました」(地元メディア関係者)
記事には女性へのインタビューも掲載されており、女性は当時の”恐怖体験”を生々しく語ってもいる。
「女性は、『気分を害すれば何をされるかわからないという思いがあった』と当時を振り返っています。記事によると、警察官にはそのキャバクラ店に元々なじみの従業員がいてたびたび来店していたようですが、女性を指名したことはなかった。それがその日に突然、女性を指名した上で、ガサ入れの現場に立ち会っていたことを明かしたそうです。警察官は女性にアプローチした上で、『全島に行こう』とも誘っている。女性は『勤務先まで知られていることが気持ち悪かった』と心境を明かしています」(同前)
「全島」とは、本島中部の沖縄市で開催される県内では有名な「沖縄全島エイサーまつり」という盆踊りのイベントのことだ。警察官からすれば何気ない誘い文句だったかもしれないが、女性にとっては絶対に逆らえない相手であり、勤務先も自宅も知られているという心理的な圧迫感もあっただろうことは想像に難くない。