共産党奈良県委員会、へずまりゅう氏に抗議文「看過できない」 へずま氏反論「謝罪もしません」

日本共産党奈良県委員会が13日、公式サイトを更新。奈良市議のへずまりゅう氏に対する「抗議文」を掲載した。
同抗議文は「貴殿は、1月10日のXへの投稿で奈良市内の消防出初式における来賓の写真をポストし、その中で日本共産党の山村さちほ県議が国歌斉唱時に起立せず、『日の丸から背き寝ていました。日本が嫌いなら奈良から出て行けよ』と書き込みました。このポストには、以下のように看過できない重大な問題があり、厳しく抗議するものです」と書き出された。
そして「第一に、国歌斉唱に起立しないことを理由に『奈良から出て行けよ』と悪罵を投げつけることは、およそ憲法が定める『思想及び良心の自由』を認めない民主主義に反する言動だといわなければなりません。国旗・国歌法においても、国民にたいして日の丸を掲げたり君が代を歌うことを義務づける規定はありません。第二に、貴殿の行為は、奈良市議としての倫理が問われる問題です。『奈良市議会議員の政治倫理に関する条例』では、議員の遵守すべき『政治倫理基準』として、『市民の代表者として品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み』(3条1項)とあります。他の議員との政策論争はあってしかるべきですが、一方的な断定で『出て行けよ』と排除する言動は、山村県議の人格と議員活動を否定し、名誉を棄損するものであり、議員が遵守すべき倫理からも外れた行為です」とした。
その上で「よって、今回の貴殿のXでのポストを削除し、謝罪することを強く求めます。2026年1月13日日本共産党奈良県常任委員会」と締めくくられた。
これをうけ、へずま氏は自身のXを13日に更新。「【ご報告】共産党に抗議文を提出されたのでお返しに陳情書を提出して参りました。抗議と陳情では訳が違いHPに掲載され議場で読み上げられます。日本人として国歌斉唱を歌わなかったこと許しません」「【ご報告】共産党から抗議文を提出されました。投稿は消さないし謝罪もしません。国歌が歌えんのなら日本から出て行け」などと投稿した。
さらに、続くポストでも「抗議文や陳情書を出されようが自分が共産党に謝罪することは一生ありません」と述べた。