広島県警は29日、指定薬物のエトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕したプロ野球、広島の内野手、羽月隆太郎容疑者(25)を送検した。
エトミデートは「ゾンビたばこ」などと呼ばれ、過剰摂取で手足がけいれんしたり、意識を失ったりする場合がある。容疑者は昨年12月16日ごろ、国内で若干量を使用した疑いで、今月27日に逮捕された。
羽月容疑者の逮捕を受け、元法務省職員で事件解説を行っているVTuber「犯罪学教室のかなえ先生」が28日の生配信でこの事件を解説。阪神ファンのかなえ先生は羽月容疑者について「代走で出てきたらうざい選手」と昨季17盗塁を決めたスピードが虎党としては脅威だったと語り、「マジでもったいない。容疑者として未来ある若者を紹介しなければいけないことが残念」とファンの期待が大きかったプロ野球選手を自身のチャンネルで取り上げなければいけない状況を残念がった。
羽月容疑者が書類送検ではなく、逮捕にまで至ったのは「否認事件ゆえかと」と解説。「本人はやってないと言っているが尿鑑定では若干量が検出されている。罪証隠滅の可能性がある」と身柄を抑えられた理由を説明した。
また、「広島県警の人も逮捕したくなかったと思うで、身内みたいなもんやんカープの選手なんて。相当きついと思う」と地元球団の期待の若手を逮捕しなければならなかった広島県警の関係者の気持ちにも言及。「今回のことで広島県警を取材しようと思ったらさすがに『ノーコメント』って。『ちゃうねん俺らもショックやねん』って言ってました。『話せません』ではなくて。広島県警の人もショックを受けていました」と広島県警はまさに「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」ような思いで羽月容疑者を逮捕したと語った。