実態ない副業あっせんサイト使い暗号資産を詐取疑い、男9人逮捕…450人から7億円だまし取ったか

副業のあっせん名目で暗号資産をだまし取ったとして、警視庁が、無職の男(39)(東京都中野区)ら男9人を詐欺容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。同庁は、グループが実態のない副業の紹介サイトを運営し、2024年6月以降、46都道府県の10~70歳代の男女計約450人から計約7億円を詐取したとみている。
捜査関係者によると、9人は仲間と共謀して昨年5~6月、副業の紹介サイトに応募した堺市の20歳代女性に「初期費用が必要」などとうその電話をかけ、計165万円相当の暗号資産「ビットコイン」を指定口座に送金させ、詐取した疑い。逮捕は3~4日。
男らは「携帯1台で手軽にできる副業」などとうたったサイトを運営し、応募者に「ネットショップを開設して商品を売ればもうかる。運営をサポートする」と虚偽の説明していたという。検索サイトで上位に表示される「リスティング広告」を利用し、希望者を集めていたとみられる。
24年6月、港区内のマンション一室に「若い男がたくさん出入りしている」という通報があり、同庁が捜査していた。同庁は、男がグループの統括役で、他のメンバーとともに拠点を変えながら、応募者にうその電話をかけていたとみて調べている。