自民・小林政調会長「実行できる政党はどこか」、中道・野田共同代表「ここが正念場」…選挙戦ラストスパート

衆院選の投開票を8日に控え、与野党幹部は6日午前、各地で支持の拡大に奔走した。自民党は接戦区を中心に幹部らが応援に入り、報道各社の情勢調査で劣勢が伝えられる中道改革連合は巻き返しに躍起になっている。

自民の小林政調会長は6日午前、和歌山市内の演説会で「日本の経済の先行きの具体的な道筋を描き、実行できる政党はどこなのか。それをご判断いただきたい」と訴えた。
自民は高市首相(党総裁)への高い支持率を背景に選挙戦を優位に進めている。最終盤は、幹部らを激戦区に投入し、票の上積みを狙う。小泉防衛相は同日午前、無党派層の多い東京都内で街頭に立ち、「高市内閣が推進力を落とさず、必要な政策を前に進めることができる力を与えていただきたい」と声をからした。首相は同日、栃木、岩手、宮崎各県を回る。
日本維新の会は選挙戦で「政権のアクセル役になる」と主張し、浸透を図っている。藤田文武共同代表は同日午前、奈良県橿原市で街頭演説し、「自民党を動かし、説得し、維新が日本を再生させる」と声を張りあげた。吉村代表は選挙カーで大阪府内を回り、支持を訴えた。
中道改革は、読売新聞社の終盤情勢調査で、公示前から大幅に議席を減らす見通しだ。野田共同代表はさいたま市で街頭演説し、「ここが正念場だ。中道改革のうねりを作り出していこう」と呼びかけた。6日午後には、都内で政権批判票の掘り起こしを図る。
国民民主党も小選挙区選で伸び悩むなど苦戦が続く。玉木代表は福岡市内で街頭演説に臨み、「大変厳しい選挙戦だが、国民民主党はいつもここからだ」と最終盤での反転攻勢を誓った。同日午後は、大阪府や都内などでマイクを握る予定だ。