与党で“3分の2”到達 “大勝”に自民党内からは「勝ちすぎた」との声も【中継】

9日、自民党と日本維新の会の与党の獲得議席が310議席を超え、衆議院定数の3分の2を超えました。
高市総理の最新情報を、自民党本部から日本テレビ政治部キャップの矢岡亮一郎記者がお伝えします。
高市総理は、自民党本部を出て、いまは公邸に戻っています。
高市総理、今夜はとにかく笑顔を見せませんでした。
二つ理由があると思います。まず「勝ちすぎた」ので緩んだように見えないように、ということ。先ほど総理本人とやりとりした自民党の幹部と話したら、「これだけ勝たせてもらった責任を重く感じている」と話していました。
もう一つは、やはり12日間の選挙戦を駆け抜けた「疲れ」です。
こちらでは、今夜、zero選挙も含めて12回、メディアのインタビューに応じたのですが、特に印象的だったのは、答えた後に、何度か「ふーっ」と深く息をつく場面が見られたことです。声もかすれて、いつもに比べて小さい声でした。最終日の演説、私も聞きに行きましたが、初日の第一声と比べても声に張りがありませんでした。
一方で、今夜のインタビューで明らかになったのは、消費税減税への改めての意欲です。選挙番組への出演で、自民党内に減税に否定的な声があることから「やらなくていいのでは?」と問われると、「いやいや公約に書いてますよ」とここは語気を強めました。
──野党も含めた超党派の「国民会議」で議論するということですが、今後どのように進めていくのでしょうか
高市総理、今夜は「できるだけ速やかに開きたい」とは言いましたが、具体的な時期や枠組みには踏み込みませんでした。
今回の選挙戦では、自民党と維新の与党は2年間限定、野党第一党の中道は恒久的、国民は一律5%、と同じ消費税減税でも主張は割れています。
これだけ大勝したことで、ある自民党四役経験者からは、「今後、高市総理を否定できない雰囲気はある」という声や、別の政府関係者は、「もう高市総理の言う通りにするしかない」という声も出ています。
いかに野党も巻き込みながら、消費税の議論を収れんさせていくかについては、9日以降、具体論が問われることになると思います。