島根県で食中毒が相次いでいます。
2月11日、松江市は老舗旅館「松江皆美館」で10人が下痢や嘔吐の症状を訴える集団食中毒が発生したと発表しました。この施設の飲食店営業について11日から5日間の営業停止処分となっています。
松江市保健衛生課によりますと、9日の夜にこの施設で飲食をした20代から70代の男女10人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えたということです。利用者から連絡を受けた松江保健所が調査を行ったところ、この施設を原因とする食中毒であることが判明。10人は旅館に宿泊していて、前菜の盛り合わせ、刺身、魚介の焼き物、かにすき鍋、釜めし、デザートを含むコース料理が提供されたということです。患者は全員回復に向かっているということですが、松江保健所は引き続き食中毒の原因物質の調査を進めるとしています。
また、大田市では介護老人保健施設「たてがみの郷」で入所者など32人の集団食中毒が発生。島根県は10日、日清医療食品が委託されている、たてがみの郷での調理業務を5日間の停止処分としました。県央保健所が調査したところ、患者が同じ食事を食べていることや同様の症状であることに加えて32人のうち数人からノロウイルスが検出されたため島根県は日清医療食品が提供した食事を原因とする食中毒と断定。食中毒との因果関係は不明ですが、1人が誤嚥性肺炎を発症し亡くなりました。