2月18日にれいわ新選組の大石晃子共同代表が記者会見をおこない、役員会で決めた新体制を発表した。健康問題で参院議員を辞職した山本太郎氏は代表に留まり、衆院選で落選した大石氏は共同代表を続投。大石氏とともに共同代表を務めていた櫛渕万里前衆院議員は退任し、後任には奥田芙美代参院議員が選ばれた。山本譲司衆院議員は幹事長に就く。
れいわ新選組のW共同代表の狙い
大石氏は奥田氏とのW共同代表の狙いについて、「山本太郎代表の熱量継承が絶対必要であるということは、重きを置いています」と説明。人選については、「その熱量継承のため。総理大臣に詰め寄る接近戦の力。接近戦をいとわない人」だと語った。
また大石氏は、一部の支持者がSNSなどで不正選挙を指摘していることに言及。減ったれいわの票と同じくらいチームみらいが得票していることに触れ、「じゃあ“れいわって書いたのが、みらいにカウントされているんじゃないか”とかいろんな不安とか、推測を呼んだんです」と分析。「気持ちはわかりますけれども」としながらも「正しくはない」と否定している。
「大石氏が問題視しているのはおこなわれた選挙そのものです。大石氏は、“政権のこの解散は絶対あってはならなかったものだし、こんな選挙がまかり通ってしまったってことに、もっと皆さんが着目してもらった方がいい”と主張。“そもそもこれが不正な選挙で、政権内スキャンダルを隠したわけじゃないですか?統一教会と関係のあるかもしれない人が総理でいいんですか?”と語気を強めていました」(政治ライター)
怒りを滲ませた奥田ふみよ氏
一方の奥田氏は、共同代表への就任打診について、乗り気ではなかったと重い胸中を吐露。それでも「子どもの未来を潰すような政策は、前に進めちゃだめなんです」と訴え、加えて「こともあろうか泥棒、裏金脱税しているような……犯罪を犯しているのにいけしゃあしゃあと国会議員を続けて、裏金議員が返り咲いた」と怒りを滲ませた。
「奥田氏は強いワードを自身の主張に組み込みがち。SNSでは国会について《保身のために国会村全体が悪魔合体しているこの窮状》と綴り、共同代表として矢面に立つことを《地獄の釜の中に放り投げられる思いです》や《とんでもない人柱となります》と苛烈な言葉で表現していました」(前出・政治ライター)
高市早苗首相が再び首相に選出されたことについて、奥田氏は「あり得ないんですよ」と一言。「あなたたちはペテン師であり、詐欺師であり、そして泥棒、脱税している。そういう者たちが政策など語るな、外交問題など語れない、ということを訴えていくまでです」と激しく批判した。
飛び出す苛烈な批判の数々は、どうやらあまり受けがよろしくないようで、
《強い言葉を使って他党や他の議員を罵るのは、今の時代には流行らないよね》
《今回の選挙で他党や他人を批判した政党はほとんど惨敗してるよ?》
《強い言葉や怖い言葉で威圧するのは悪手》
《根拠のない批判は悪口みたいでみっともない》
と、世間からは冷ややかな声が寄せられている。
大石氏を超える武闘派・奥田氏を共同代表に据えたれいわ新選組。果たしてその判断は吉と出るのだろうか。