自民党の小野寺五典税調会長は22日、フジテレビの番組「日曜報道THE PRIME」に出演し、トランプ米大統領が20日に発表したばかりの世界各国への10%の新関税を15%に引き上げる意向を示したことについて、「正直言うと、むちゃくちゃだなと思う」と述べた。
企業に投資計画には予見性が必要だとしたうえで「ますますアメリカ離れが進むのではないかと、同盟国の日本としては心配している」と懸念を示した。
また、米連邦最高裁が違法だと判断した相互関税の日本企業の支払い済み分について、「『違法な形で支払った関税は返してください』ということは当然だ。今後、おそらく個々の訴訟のなかで決まっていくことだと思う」と述べた。
トランプ氏は20日、相互関税を違法とした最高裁判決を受け、相互関税の代替として10%の関税を全世界を対象に発動すると発表。翌21日にこれを15%に引き上げる意向を自身のSNSに投稿していた。ただ、適用時期は明示していない。