天皇陛下が23日、66歳の誕生日を迎えられました。
会見では愛子さまについても触れ、「聞く話は一つ一つが新鮮で“未知の旅”のよう」だと、成長を喜ばれていました。
宮殿のベランダに姿を見せられた天皇陛下。23日、66歳の誕生日を迎えられました。
「誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います」
一般参賀には、皇后さまや長女の愛子さまなど皇室の方々も出席されました。
祝福に駆けつけた人は、午前中だけでおよそ2万1000人です。
一般参賀に来た人
「初めてお目にかかれたので、感動というか感無量というか」
「とにかく健康でお元気で1年過ごして、充実した1年を過ごしていただきたいと思います」
皇后さま、愛子さまとともに、ミラノ・コルティナオリンピックをテレビの前で観戦されていたという陛下。手に持った公式マスコット、ティナとミロをご家族で交換される場面も。
3人そろって、「かわいらしいですね」と口にされていたといいます。
去年は戦後80年にあたり、戦争の記憶と向き合う“慰霊の旅”をされた両陛下。
沖縄や長崎は、初めて訪問した愛子さまとともに、地元の方一人ひとりと腰を落として交流されていました。
そんな愛子さまは、まもなく社会人3年目。陛下は愛子さまの成長も、うれしく感じられているといいます。
「愛子から聞く話は、いわゆる社会で仕事を経験した事のない私にとっては、一つ一つが新鮮で、言わば『未知の旅』のように感じられ、とても興味を覚えます」
去年11月には、初めての外国公式訪問でラオスを訪問された愛子さま。成年皇族としても日々経験を重ねる姿を見て、陛下はさらなる成長を願われているといいます。
「愛子には引き続き感謝と思いやりの気持ちを持ちながら、これからも多くの経験を重ねて更に成長し、皇室の一員としての務めを大切に果たしていってくれることを願っています」
誕生日に際した会見では、災害への思いも寄せられた陛下。今年は、東日本大震災から15年、熊本地震から10年という節目を迎えます。
「災害による影響は人それぞれに異なり、10年、15年という年月の経過だけでは測れない重みを伴うものだと思います」
「災害が起こらないことを常に願い、国民と苦楽を共にしながら、被災地の方々の声に耳を傾けつつ、国民に寄り添っていきたいと思っています」