「3月7日の誕生日はWBCの韓国戦で始球式を務めるはずでしたが、イラン情勢の緊迫を受けて、急遽、欠席。この日のために練習を重ねてきただけに、首相は残念そうにしていました」(自民党関係者)
解散総選挙での歴史的な大勝から約1か月。大きな権力を手中に収めた高市早苗首相(65才)だが、そのマイペースな日常は選挙前とそう変わらないという。
「あいかわらず夜の予定はほとんど入れず、執務が一段落するとまっすぐ公邸に帰宅します。家庭では、まとめ買いした冷凍宅配セットを毎晩、夫の山本拓元衆議院議員と一緒に、レンジで”チン”して食べているそうです。仲間が少ないといわれる首相にとって、信頼できる夫との食事の時間は”精神安定剤”のようなものなのでしょう。
そんな中、最近注目されたのが、3月4日の首相動静。この日、高市首相は昼近くに官邸入りし、午後6時頃に公邸に戻った。動静はこの出退勤の記載のみで、あまりの簡潔さが話題となりました」(前出・自民党関係者)
平日に首相が面会ゼロというのは極めて異例だ。
「実はこの日、首相は朝から確定申告をしていたのではという話があります。以前から、自身で確定申告をすることで知られていましたが、まさか首相になってからもその習慣を変えていなかったとは……。
一国の首相が家計の管理まで自ら行っているのは異例でしょう。ちなみに、午後は官邸スタッフを相手にWBCの始球式に向けてキャッチボールをしていたそうです。選挙戦以来の手首の痛みも忘れ、かなりの球数を投げ込んでいたそうですよ。動静には反映されませんでしたが、首相にとっては”盛りだくさん”の一日だったようです」(前出・自民党関係者)
さらに高市首相に関連し、”不可解さ”が注目されたのが、暗号資産の一種である「SANAE TOKEN(サナエトークン)」だ。
「ブロックチェーンの技術を利用したデジタル資産で、2月25日に首相の名前を冠して発行されました。発行元の関係者も『高市首相サイドとはけっこうコミュニケーションを取っている』などと、まるで”首相公認”であるかのように宣伝していたため、価値が急騰。『トランプコインの再来か』といわれていました」(全国紙経済部記者)
しかし、当の高市首相とは認識の齟齬があったようで、3月2日、高市首相はXに《このトークンについては、私は全く存じ上げませんし、(中略)国民の皆様が、誤認されることのないよう、申し上げることと致しました》と投稿し、関与を否定した。
「トークンの発行サイドと発案者の藤井聡京都大学大学院教授などの人脈には、高市首相の秘書も連なっているとの話もあり、事務所として完全に無関係と言い切れるかは意見が分かれるところ。
一連のプロジェクトは早々に中止が発表されましたが、実態のよくわからない経営者らの企画に『サナエ』の名前が使われたことは事実で、初期段階で荒稼ぎした人もいるようです。結果として名前が利用された格好の首相にとっては痛恨事で、今後は金融庁も実態把握の調査に入る予定です」(前出・自民党関係者)
「高市一強」のもと、首相の手腕が問われる日々は続く。
※女性セブン2026年3月26日・4月2日号