愛知県豊川市で2002年、当時1歳10カ月の男児が海に落とされ殺害された事件で、殺人などの罪で懲役17年の有罪判決が確定し、服役後に出所した田辺(旧姓河瀬)雅樹さん(59)の再審請求で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は田辺さんの特別抗告を棄却する決定をした。16日付。請求を退けた名古屋高裁の決定が確定した。
田辺さんは公判で否認に転じ、無罪を主張。有力な物証はなく、捜査段階の自白の信用性が最大の争点だった。一審名古屋地裁は信用性を否定して無罪としたが、二審名古屋高裁は逆転有罪を言い渡し、08年に最高裁で確定した。 [時事通信社]