16日に開かれた参院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫参院議員は選択的夫婦別姓をめぐって高市早苗首相と火花を散らし、担当大臣の黄川田仁志男女共同参画担当相に食ってかかった。蓮舫氏は、「今男性の側に氏を変える女性は94%なんです。黄川田大臣は先週金曜の閣議後の会見で『婚姻の氏の変更で不便・不利益を感じる人をさらに減らせる』と発言。不便・不利益とはなんでしょう?」と質問。これに黄川田大臣は、「さまざまな不便・不利益があると思いますが、婚姻などの氏の変更によって社会生活での不便、また不利益を感じる方を減らすために、この旧姓使用拡大は意義があるものだと思っております」と回答した。だが、質問の趣旨と異なる回答に議場内は野次が飛び交い、与野党の理事が直接話し合う事態となった。また、高市首相は選択的夫婦別姓に「慎重な立場です」とし、「私は選択的夫婦別氏制度と旧氏の使用拡大は別物と思っている。旧氏使用拡大は現在でも行われているが、現在でも旧氏を通称で使っている方々の利便性をさらに高めていくべきと考えている」と主張。そのうえで「私は、選択できる制度を取り入れたいと思っている」との意見を述べ、蓮舫氏の主張と平行線をたどった。蓮舫氏は、質疑の最後に自身の家庭環境について触れ、「総理は、夫婦、親子同氏にこだわっておられるが、私の両親は国際結婚です。私は国籍選択で日本国籍を持っているんですが、小さいころから父と母の名字が違います。私と父は同じ名字ですが、違和感はなく、友だちや学校からおかしいと指摘されたことは1回もなかった。学生時代に父の台湾姓から母の日本姓になりましたが、そのときも『家族の一体感がない』『親子の氏が違ってかわいそうだね』と言われたことはありません」と主張。続けて「私は両親を尊敬しているし、両親は愛情をもって育ててくれた。親子の夫婦の氏が違う私は、家族的におかしいんですか」と、高市首相に詰め寄ったが、直接的な回答はスルーに至った。自民党総裁選を控えた昨年9月、蓮舫氏はX(旧Twitter)に高市首相(当時、前経済安全保障担当相)が演説で、外国人観光客を念頭に地元・奈良県の奈良公園のシカに対する暴力行為を批判したことについて「極めて違和感を覚えた」と投稿。蓮舫氏はシカへの暴力に関し、「外国人のみならず日本人でも許してはいけない」としたうえで、「外国人、しかも今は削除されているSNS映像が根拠とされたお話を自民党総裁候補が口にしたことに極めて違和感を覚えた。かつ、総裁にならずとも対応すべき案件だ」と主張した。さらに「どなたが総裁になっても。私は国会質問に備える」と付け加え、対決姿勢をむき出しにした。
16日に開かれた参院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫参院議員は選択的夫婦別姓をめぐって高市早苗首相と火花を散らし、担当大臣の黄川田仁志男女共同参画担当相に食ってかかった。
蓮舫氏は、「今男性の側に氏を変える女性は94%なんです。黄川田大臣は先週金曜の閣議後の会見で『婚姻の氏の変更で不便・不利益を感じる人をさらに減らせる』と発言。不便・不利益とはなんでしょう?」と質問。
これに黄川田大臣は、「さまざまな不便・不利益があると思いますが、婚姻などの氏の変更によって社会生活での不便、また不利益を感じる方を減らすために、この旧姓使用拡大は意義があるものだと思っております」と回答した。だが、質問の趣旨と異なる回答に議場内は野次が飛び交い、与野党の理事が直接話し合う事態となった。
また、高市首相は選択的夫婦別姓に「慎重な立場です」とし、「私は選択的夫婦別氏制度と旧氏の使用拡大は別物と思っている。旧氏使用拡大は現在でも行われているが、現在でも旧氏を通称で使っている方々の利便性をさらに高めていくべきと考えている」と主張。そのうえで「私は、選択できる制度を取り入れたいと思っている」との意見を述べ、蓮舫氏の主張と平行線をたどった。
蓮舫氏は、質疑の最後に自身の家庭環境について触れ、「総理は、夫婦、親子同氏にこだわっておられるが、私の両親は国際結婚です。私は国籍選択で日本国籍を持っているんですが、小さいころから父と母の名字が違います。私と父は同じ名字ですが、違和感はなく、友だちや学校からおかしいと指摘されたことは1回もなかった。学生時代に父の台湾姓から母の日本姓になりましたが、そのときも『家族の一体感がない』『親子の氏が違ってかわいそうだね』と言われたことはありません」と主張。
続けて「私は両親を尊敬しているし、両親は愛情をもって育ててくれた。親子の夫婦の氏が違う私は、家族的におかしいんですか」と、高市首相に詰め寄ったが、直接的な回答はスルーに至った。
自民党総裁選を控えた昨年9月、蓮舫氏はX(旧Twitter)に高市首相(当時、前経済安全保障担当相)が演説で、外国人観光客を念頭に地元・奈良県の奈良公園のシカに対する暴力行為を批判したことについて「極めて違和感を覚えた」と投稿。
蓮舫氏はシカへの暴力に関し、「外国人のみならず日本人でも許してはいけない」としたうえで、「外国人、しかも今は削除されているSNS映像が根拠とされたお話を自民党総裁候補が口にしたことに極めて違和感を覚えた。かつ、総裁にならずとも対応すべき案件だ」と主張した。さらに「どなたが総裁になっても。私は国会質問に備える」と付け加え、対決姿勢をむき出しにした。