「はらこめし条例」施行で郷土料理PR 宮城・亘理

サケの煮汁で白米を炊き上げ、切り身と卵(イクラ)をのせる秋の味覚「はらこめし」。その発祥の地とされる宮城県亘理町で8日から、「はらこめし推進条例」が施行される。ユニークな条例を通じて、町は郷土料理を活用した地域活性化を目指す。
条例は2017年から検討され、今年9月の町議会で全会一致で可決。「『はらこめし』に関する情報を広く発信し、消費、交流人口の拡大及び地域経済を活性させ」ることを明記し、はらこめしの振興政策を「町の責務」に定めた。
第4条には施行日の「10月8日をはらこめしの日とする」と記され、施行初日には記念として、はらこめしが描かれた「はらこめしマンホール」が同町荒浜地区で披露される。その他、町内22店舗で「はらこめしスタンプラリー」が11月30日まで実施中だ。条例制定に携わった町企画財政課の担当者は「レシピを定義付けして『このはらこめしは条例違反だ』などと言うつもりは一切ない。『はらこめし発祥の地』を積極的にPRしていきたい」と話す。【滝沢一誠】