自民、予算案の週内成立見送り=立民「集中審議が採決の前提」

自民党は1日、2026年度予算案の週内成立を見送る方針を固めた。自民、立憲民主両党の参院幹部が参院予算委員会の一般質疑を3日に行う日程で合意。採決は来週に持ち越されることとなった。立民は、高市早苗首相が出席する集中審議の開催が採決に応じる前提だと伝えた。
自民の磯崎仁彦参院国対委員長は1日、立民の斎藤嘉隆国対委員長との会談で「一日も早い成立」に向けた協力を要請。斎藤氏は集中審議の開催を重ねて求め、「首相が参院予算委に出席しなければ、予算案の採決に至ることは絶対にない」とけん制した。磯崎氏は持ち帰った。
参院予算委で行われた集中審議は3月25日の1回のみで審議時間は4時間にとどまる。磯崎氏は会談後、記者団に「4時間だけで採決に至るのは難しいと思う」と述べ、集中審議の開催に向けて調整する意向を示した。首相は集中審議に消極的な考えを参院幹部に先に伝えており、首相の判断が焦点となる。 [時事通信社]