「ゆっくりバキバキバキと倒れて」花見客が目撃 ソメイヨシノが倒れる「老木だった」福岡・舞鶴公園

桜の名所として知られる福岡市の舞鶴公園で8日午後、高さ15メートルのソメイヨシノが倒れました。ケガ人はいませんでした。
■荒木記者
「福岡市の舞鶴公園です。桜の木が根元のあたりから折れてしまっています。」
警察によりますと、8日午後1時50分ごろ、福岡市中央区の舞鶴公園で「桜の木が根元から倒れた」と目撃した男性が警察に通報しました。
公園の管理事務所によりますと、倒れたのは高さおよそ15メートルのソメイヨシノです。
近くで花見をしていた人は、直前に避難して無事でした。
■目撃した人
「ゆっくり、バキバキバキと倒れていく感じでした。木の下で花見をしている人もいた。ゆっくり倒れていったので、皆さん逃げられていた。」
「周りに人はいたけれど、そんなに多くはなかった。誰もケガがなくてよかった。向こうに倒れていった。こっちに倒れてきたらどうだったんだろうとは思いました。」
福岡市によりますと、舞鶴公園にあるおよそ1000本の桜のうち3割が樹齢60年から70年の老木だということです。
樹木医として、舞鶴公園の桜を30年診てきた森さんは、倒れた木も老木だったと話します。
■福岡県樹木医会・森陽一さん
「老木になっているので、根株腐朽(ねかぶふきゅう)といって、木の幹の中が腐れていることが多い。中が空洞状態になっているということではないか。強い風に耐えきれなかったということなんでしょうね。」
公園では8日まで「福岡城さくらまつり」が開催されていて、多くの花見客が訪れていました。