京都・男児不明「捜査員の装備」と「規制線の範囲」に変化 シャベルを手に山中を捜索

京都で行方不明になっている小学生。10日は、捜査員がシャベルを手に、山の中を捜索しました。行方不明の男の子が通う小学校では、GPS機能付きのキーホルダーを持たせる保護者の姿もみられています。
記者(京都・南丹市=10日)
「かなり強く雨が降っています」
冷たい雨が降る中、10日はおよそ50人態勢での捜索です。
行方がわからない小学6年生の安達結希くん(11)。警察官の姿は9日と同じ、結希くんの自宅と小学校の間の山の中にありました。
ただ、9日からの変化が2つ。
1つ目は「捜査員の装備」。9日は見かけなかった「シャベル」を手にしていました。
記者
「地面を掘りながら捜索する様子が見えます」
土の中まで入念な捜索。そして、2つ目の変化は「規制線の範囲」です。
記者
「きのうはこの辺りに規制線がはってあったのですが、きょうはないですね」
10日は9日の場所から100メートルほど進んだ先。範囲を狭めて捜索を行っているのでしょうか。
近所の人は、この場所についてこう話します。
近所の人
「(きょうの捜索場所について)昔は山の手入れうんぬんで入ってたけど、最近はほったらかしで荒れ放題の山。地元(の人)だけですね、入るとしたら」
行方不明から18日。警察は、市内全域の捜索を続けています。
警察によりますと、先月23日。小学校付近を最後に、行方がわからなくなったという結希くん。
6日後の29日、3キロほど離れた山の中で、親族によってリュックが見つかりました。周辺では…。
記者(リュック発見場所周辺=先月30日)
「山の中でリュックが見つかったということで、捜索が続いています」
しかし、新たな手がかりは見つからず。
この辺りは、消防団がリュック発見前に捜索していたこともわかっています。
南丹市消防団 野中大樹団長
「くまなく捜索しました。言えるのは、見つけられなかったということ」
近くの池では、水中ドローンを使った捜索も行われました。
その後は小学校近くの池、そして今週火曜日(7日)には、結希くんの自宅近くの山の中で、およそ60人態勢の集中捜索が行われました。
記者(今月7日)
「警察車両が規制線の中から出てきました」
捜索はおよそ10時間に及びましたが、ここでも手がかりは得られなかったということです。
9日と10日は、自宅と小学校の間に位置するエリアの捜索。“有力なヒント”は見つかるのか。
結希くんの通う小学校では、10日から通常授業ですが、見守り登校は継続、学校は安全対策を強化しました。
1年生の保護者
「GPSをカバンにつける形にした。キーホルダータイプのGPS。携帯で位置がわかる」
これまで原則禁止だったGPS機能付き端末や、子ども用携帯などの所持が、新たに認められたということです。
2年生と5年生の保護者
「(子どもと結希くんは)関わりがあったみたいで、よく『面白いし楽しいし、しゃべってくれた』って。元気に戻ってきてくれるのを待っている」
結希くんはどこにいるのでしょうか。
【情報提供】京都府警南丹署 生活安全課 0771-62-0110