トラック諸島近海で台風4号(シンラコウ)発生 約1ヶ月ぶりの台風発生

4月10日(金)3時、トラック諸島近海で発達中の熱帯低気圧が台風4号(シンラコウ)になりました。3月11日に発生した台風3号(ヌーリ)以来で、約1か月ぶりです。

今年は1月から4月まで毎月台風が発生したことになります。1951年からの統計で、1月から4月まで毎月台風が発生したのは1955年、1965年、2015年の3回のみです。
▼台風4号 4月10日(金)3時

中心位置 トラック諸島近海

大きさ階級 //

強さ階級 //

移動 西 20 km/h

中心気圧 996 hPa

最大風速 18 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 25 m/s
西進しマリアナ諸島近海へ
8日(水)15時に発生したこの熱帯低気圧は、勢力を強めて今日10日(金)に台風4号になりました。

進路の予想を見ると、西寄りに進んでマリアナ諸島(グアムの南)へ向かう予想となっています。

フィリピンの東からトラック諸島近海では、海面水温が30℃以上と平年の同時期と比べて高めになっています。このため、グアムの南に達する頃までには暴風域を伴い、「猛烈」または「非常に強い」勢力に発達していることが見込まれます。
進路を北寄りに変える可能性も
この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。

アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、はじめのうち西寄りに進んだあと北上しつつ北東に進路を変える予測が多いことが読み取れます。

ただ、複数の予測間では東西に3000kmもの差があることからもわかるように、まだ不確実性がかなり大きいといえます。日がたつにつれて誤差は縮小する見込みです。

小笠原諸島などの天気に影響する心配もあり、今後の情報にご注意ください。
台風の発生が増え始める時期
平年の台風発生数
台風の発生は、3月11日に発生した台風3号(ヌーリ)以来、約1か月ぶりです。今月最初の台風発生となります。

今年は1月から4月まで毎月台風が発生したことになります。1951年からの統計で、1月から4月まで毎月台風が発生したのは1955年、1965年、2015年の3回のみです。

4月以降はだんだんと台風の発生が増え始める時期ですので、台風シーズンに向けて大雨や暴風への対策を進めるようにしてください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「シンラコウ(Sinlaku)」はミクロネシアが提案した名称で、コスラエ島の伝説上の女神の名前が由来です。