SNS上で、日本共産党の小池晃参議院議員が過去に投稿した動画が拡散され物議を醸している。問題の動画は、2015年11月に投稿されたもの。ほんの20秒ほどの動画だが、冒頭で男性が海上を並走する海上保安庁のボートに向かって「国会議員に逆らうな!」と叫んでいるのが聞こえる。
「国会議員に逆らうな!」動画が拡散
小池議員はこの動画を《別の船で意識を失った人がいると聞いて、船で急行したのですが、海保が猛然とブロック仕掛けて、この後私達の船に三人乗り込んできました》《「定員オーバーだ」の指摘も完全無視。暴虐の限りを尽くしています》と海保への苦情とともに投稿。どうやら辺野古・大浦湾で米軍の新基地建設への抗議活動中に、海保の船が接近してきた際の映像のようだ。
「辺野古といえば3月16日、修学旅行で来ていた高校生が乗った船が転覆し、女子生徒と船長が死亡した痛ましい事故がありました。船がいわゆる“抗議船”だということは生徒側に事前に知らされておらず、大きな問題になっています」(地方紙政治部記者)
事故後、共産党幹部は会見で党と船長との関係を尋ねられているが――。
3月18日の会見では田村智子委員長が「人命が失われている以上、責任があると協議会側も認めている。事故などが決して起きないような調査活動が求められる」とコメント。23日には小池晃議員も「決して共産党だけの船でもないし、色々な人が関わって運営していた船だ」と共産党が主体ではないと強調している。
また、26日には田村氏が「事故の究明が求められるということ以上に、私からコメントのしようがない」と語るなど、曖昧な回答に終始していた。
共産党の地方組織が加わる『ヘリ基地反対協議会』
「しかし、4月2日に事態は急展開しました。転覆した抗議船2隻を運行する『ヘリ基地反対協議会』に、共産党の地方組織が加わっていることを田村委員長が明かしたのです。“構成団体として真摯な対応をしたい”“事故に遭った高校生にお見舞い申し上げたい”と話していますが、最後まで遺族への謝罪の言葉はありませんでした…。約半月もの間、共産党が当事者であることを隠していたことになります」(前出・地方紙政治部記者)
6日の会見で、共産党から同協議会への資金援助について聞かれた小池議員は、「手元に資料がない。今すぐ答えることは難しい」と回答している。今回、小池氏が過去に投稿していた動画が拡散したことで、ネット上には
《こんな船に何も知らない高校生乗せてたって、信じられない》
《意識を失った人がいたなら、尚更海保に任せるべきだろ。その高慢さが女子高生を死亡させたんじゃないのか》
《国会議員に逆らうなって、あんたら何様?》
《暴虐の限りを尽くしてるのはあなたたちの方》
と批判が殺到している。
のらりくらりと追求をかわしてきた日本共産党。失った命は取り戻せないが、せめて誠実な姿勢を見せてほしい。