野党第1党巡りさや当て続く 衆院で上回る中道、両院の国民

野党第1党の座を巡り、中道改革連合と国民民主党がさや当てを繰り広げている。中道は衆院議員48人(石井啓一衆院副議長を除く)を擁し、28人の国民を上回る一方、衆参両院の議員数では53人の国民に後れを取る。国会運営での与党との交渉機会や、メディアへの露出が増える「野党代表」のイメージづくりに向け、両党の主導権争いはしばらく続きそうだ。
4月15日、約1年ぶりに開かれた皇族数確保策に関する与野党全体会議の議事進行で異変が見られた。中道に先んじて国民に意見表明が許されたのだ。1月の衆院解散直前に結党された中道の参院議員はゼロ。「国権の最高機関」は衆参両院の議席数を重視したとみられ、国民の玉木雄一郎代表は「国家の基本に関することは衆参一体で同じメッセージを出すことが大切だ」と述べ、野党第1党の自負をにじませた。
メディアの対応も分かれている。共同通信社は衆院議員数を優先し、世論調査などの際には中道を国民より先に置く。一方、NHKは国民を野党第1党として扱う。各党幹部が出演した3日の討論番組では、中道より先に見解を尋ねた。