京都市の中学3年だった少女(15)に今年2月、大麻を譲り渡したとして、京都府警が9日、関東地方に住む当時19歳の元少年(20)を大麻取締法違反(譲渡)容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材で判明した。2人は秘匿性が高いとされる無料通信アプリ「テレグラム」を利用して連絡を取り合っていたという。府警によるとテレグラムを使った事件での逮捕は全国初とみられる。
元少年は今年2月、少女に大麻を譲り渡した疑いが持たれている。捜査関係者によると、少女がツイッター上で隠語を使って大麻の譲渡依頼を投稿。元少年が応じてテレグラムに誘導し、具体的なやりとりをしたという。府警は元少年が他にも大麻を販売していないか捜査している。
テレグラムはロシア人が開発した無料通信アプリ。送受信歴などの痕跡を一切残さずにいつでもメッセージを消去することが可能で、他のアプリに比べて秘匿性が高いとされる。海外ではテロ事件や反政府デモなどにも使われている。【小田中大】