郵便物回収委託の入札で便宜図り金品受領か 容疑で日本郵便元社員を逮捕 贈賄側業者も

郵便物回収の委託契約の入札などに関して便宜を図る見返りに、受注業者から金品を受け取ったとして、警視庁捜査2課が日本郵便株式会社法違反(加重収賄・収賄)の疑いで、日本郵便東京支社の元社員、米田伸之容疑者(37)=東京都足立区=を逮捕したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
受注業者の運送会社「ハルキエクスプレス」代表、西村光一容疑者(56)=東京都北区=と、会社役員、橋本英孝容疑者(64)=堺市=も同法違反(贈賄)の疑いで逮捕した。
捜査関係者によると、米田容疑者は令和6年10月ごろ~7年5月ごろ、郵便物の取り集め委託契約の入札で便宜を図るなどした見返りに、現金やテーマパークの宿泊代金など計約120万円相当の金品を受け取った疑いが持たれている。
米田容疑者は当時、委託契約の担当を務めていた。ハルキ社が業務を受注しており、橋本容疑者は同社の経理担当だったという。
日本郵便の業務や罰則を定める日本郵便株式会社法は、職員が賄賂を受け取るなどして不正な行為をした場合は5年以下の拘禁刑を、贈賄側には3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金を科すと規定している。