4日午後9時10分ごろ、北海道千歳市の路上で「もめている人たちがいる」と、通行人から近くにいた北海道警千歳署員に通報があった。インドネシア国籍で職業不詳の女性、スリ・ラハユさん(21)=千歳市富士3=が刃物で腹部を複数回刺され、搬送先の病院で死亡した。千歳署は同じインドネシア国籍の男性(27)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
千歳署によると、逮捕されたのは自称千葉県在住のパート従業員、マハムディ・アグン・ラクサナ・アジ容疑者。「殺そうと思って刺しました」と容疑を認めている。千歳署は容疑を殺人に切り替えて調べを進める。
千歳署によると、2人は知人関係とみられる。容疑者は、駆けつけた千歳署員の目の前で女性を刺した。容疑者らと一緒にいた男性と、取り押さえようとした男性警察官もけがをした。ともに命に別条はない。千歳署は、路上から2本の包丁を押収した。
現場はJR千歳駅から北西に約2キロの住宅街。千歳署は何らかのトラブルがあったとみて調べている。【高橋惇太】