高市官邸の「SNS戦略」は逆効果…内閣広報官の物議投稿で中傷動画疑惑かき消すどころか“火に油”

高市首相の「中傷動画」疑惑が大炎上。そんな中、高市首相はG7サミット出席などのために日本を離れ、14日朝に最初の訪問国である英国に到着した。どうも高市官邸は「外交話で醜聞を吹き飛ばす思惑がある」(官邸事情通)。早速、高市首相本人と内閣広報官はSNSでのアピールに躍起である。
高市首相本人は13日、〈これより、英国、イタリアを訪問し、続いてG7エビアン・サミットに出席するため、フランスを訪問いたします〉などとXに投稿。これには〈応援しています〉などと肯定的なコメントが続出。
また、安倍政権で首相秘書官を務めた佐伯耕三内閣広報官のアカウントも、外遊関係の投稿を連発させている。13日に〈高市総理は欧州を歴訪します〉とのコメントと共に高市首相が航空機のタラップを上る画像をアップ。返信を制限しているため、どんな反応があるかは分からないが、インプレッション(表示)は100万を超え、注目されている。
アピール投稿の甲斐があってか、高市首相の外遊関連のワードは一時トレンド入り。醜聞のかき消しに一役買ったようにも見えるが「逆効果だ」(霞が関関係者)との声がある。特に、佐伯氏の投稿が物議を醸している。
あるメディアが11日、高市首相が英国首相の公式別荘への招待に難色を示したと報道。その理由として、別荘に滞在すれば、現地メディアへの対応やスターマー首相との散策で、英語でのアドリブ対応が必要になるが、高市首相の英語が流暢でないから──、というものだった。
これに佐伯氏は即反応。翌12日、別荘を訪れない理由について〈滞在時間が短く、より有意義な意見交換を行うべく移動時間を節約するため〉と投稿し、否定したのだ。
「総理に指示されているのかは分かりませんが、わざわざXで否定するのはどうなのか。逆に記事が注目されてしまっている。また、中傷動画に関するぶら下がり取材中に総理が『だるっ』とこぼした動画が拡散されたことについても〈次の日程があるため『ちょっと大丈夫かな』というものでした〉と反論。そりゃそうなんでしょうが、どうも否定しやすい話題ばかりに反応している印象。本筋である中傷動画への関与についてはほとんど説明がない。いずれ『重要なことにはダンマリ』と批判されかねませんよ」(官邸事情通)
SNS戦略は火に油となりかねない。
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