“再審制度見直し”刑事訴訟法改正案が衆院通過 えん罪被害者ら「まだまだ不備がある」

確定した刑事裁判のやり直し=再審制度を見直す刑事訴訟法改正案が16日、衆議院を通過しました。えん罪被害者らからは「まだまだ不備がある」との声があがっています。
刑事訴訟法の改正案は16日、衆議院本会議で与党と参政党の賛成多数で可決されました。
改正案には、再審開始の決定に対する検察官の不服申し立てを「原則禁止」とすることなどが盛り込まれています。参政党は、検察官による証拠の提出や開示を適切に行うことなどを付則に盛り込むことを求め、与党がこれを受け入れたことから共同提出に加わりました。改正案は今の国会で成立する見通しです。
一方、衆議院通過を受けて会見を開いたえん罪被害者らからは、「まだまだ不備がある」との声があがりました。
袴田ひで子さん
「えん罪被害者は大勢いて、苦しんでいるんです。その人達のための法律改正であってほしいと思います」
また、被害救済にあたる弁護士は、証拠開示に関するルールが不十分だとして、証拠の一覧表の開示などを求めて参議院でも議論を続けてほしいと訴えました。