福岡県議会の蔵内議長が獣医師会の会長としても参加した中国への視察。
この視察の費用負担をめぐって疑問の声が上がっています。
視察先には獣医師会の関係先が複数含まれていましたが、蔵内議長の旅費の大半が公費から支払われていたことがわかりました。
2025年8月の海外視察 議会に諮らず「議長専決」で決定
問題となっているのは、2025年8月に蔵内勇夫議長ら県議4人と県職員2人が参加した中国の視察です。
議会事務局などによりますと、この視察はおよそ2か月前に中国獣医師会大会への招待が届き、世界獣医師会の会長でもある蔵内議長が「議長専決」で参加を決めたものです。
視察先に複数の「獣医師会・関係」 でも、費用の大半は県が負担
視察先には獣医師会の関係先も複数含まれていて、蔵内議長については「獣医師会の用務で実施した活動に関係する部分は獣医師会が負担する」としていました。
しかし、蔵内議長にかかった旅費およそ38万円のうち獣医師会が負担したのは2日間の宿泊費のみで費用の大半は、公費から支出されたということです。
報道陣の取材に蔵内議長は
報道陣の取材に応じた蔵内議長はー
Q 費用の大部分は公費から出ている。この按分の考え方はどういうもの?
福岡県議会 蔵内勇夫 議長
「考えなきゃいかんな。どこが問題なのか、どうしたら福岡県のためになるのか、どういう基準がいいのか、それを精査してもらうようにしています」
福岡県 海外視察の費用、公表せず
県議会では2024年8月以降に行った海外視察の報告書を公開していますが、費用については依然として公表しておらず公費の使い道に対する透明性が問われています。
共産党福岡県委員会が会見
この問題をめぐっては、共産党福岡県委員会が26日午前会見。「蔵内氏の蔵内市氏による蔵内氏のための海外視察だ」「蔵内議長が海外視察を私物化している疑いがある」などと批判し、県民への説明と謝罪を求めています。