広島県三原市の会社敷地内で土の中から男性の遺体が見つかった事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された無職倉本幹太容疑者(29)が、昨年5月以降の1年間にギャンブルで約8千万円の損失を出していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。県警は男性からの借金700万円を免れた疑いで逮捕しており、経済的に困窮していたとみて動機を調べる。
捜査関係者によると、ボートレースや競輪に多額の金を使っていた。県警は勤務していたリフォーム会社から金をだまし取ったなどの疑いで、今年4月以降に3度逮捕した。
6月に三原市の自営業徳田雅希さん(29)に対する強盗殺人容疑で逮捕されたが容疑を否認している。
徳田さんは行方が分からなくなった今年3月9日、容疑者と2人でダンプカーに乗って現場方面へ向かい、夜に容疑者だけが戻ってくる様子が防犯カメラに写っていた。
2月に東広島市でリフォーム会社経営者殺害事件が発生。県警は2人が関与した疑いがあり、徳田さんが捜査線上に浮上したことを知った容疑者が、口封じのために殺害したとみて捜査している。