大阪市は、1日夜から2日未明にかけて予想される大雨で浸水する恐れが高まっているとして、市の南東部に「お風呂の水を流さない」などの対策を求める注意喚起を発表しました。 市が「通常よりも浸水のおそれが高い状態」として注意喚起を出したのは、市南東部(生野区・阿倍野区・平野区・東住吉区・住吉区・住之江区)とその周辺地域です。 大阪府では、1日夜から2日未明にかけて、多いところで1時間に30mmを超える雨が降る見通しで、大阪市は、「不要不急の外出を控える」「地下室など低い場所には近づかない」と注意を呼びかけるほか、「お風呂の水を流さない」「洗濯を控える」などと、できるだけ下水に水を流さないように協力を求めています。 市では26日、台風7、8号の影響による雨で、住之江抽水所にある雨水ポンプ6基すべてが水没しました。住之江抽水所のポンプは、大雨対策のために2000年に供用が開始された施設ですが、運転不能の状態が続いています。復旧の目処は立っておらず、市はポンプを仮設するなどして対応に当たっています。 市によりますと、新たな設備に交換する場合、300億円以上の費用がかかる見通しで、排水能力の復旧には数年かかるおそれがあるということです。