辺野古移設反対集会、事故後初めて開催 女子生徒らに黙とうも

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する団体でつくる「オール沖縄会議」は4日、移設先の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で集会を開いた。辺野古沖で小型船が転覆し、修学旅行中だった同志社国際高校(京都府京田辺市)の生徒らが死亡した事故を受けて集会は中止していたが、4カ月ぶりに再開した。
集会は事故前から毎月開いており、今回は約600人(主催者発表)が参加した。冒頭で事故で亡くなった女子生徒らに黙とうをささげた。転覆した船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」(名護市)はオール沖縄会議の構成団体の一つだが、今回は参加しなかった。
オール沖縄会議の糸数慶子共同代表はマイクを手に「事故を起こした安全管理上の問題と平和教育を意図的に結びつけて国は政治的な弾圧をしている」と主張。「辺野古新基地建設はノーという思いをこれからもひるむことなく続けていく」と訴えた。
オール沖縄会議の事務局によると、事故の遺族への配慮から開催に反対する声も内部にあったが、移設工事が進んでいることなどを踏まえて開催を決めた。【平川昌範】