見つけても触らないで 都会の公園で毒キノコ大量発生 中毒症状も 台風や猛暑影響か

都市部の公園で「毒キノコ」が相次いで見つかっています。誤って食べると、30分~数時間以内に中毒症状を引き起こし、最悪の場合、死に至る可能性もあります。
【画像】都市部の公園に毒キノコ「触らない、持って帰らない、食べない」
「亡くなってしまう」可能性も
何本もの毒キノコが見つかっているのは、大阪の繁華街・梅田と難波の間に位置し、オフィス街に囲まれた「靱(うつぼ)公園」です。
カサは白く、大きくて肉厚な見た目をしています。
公園の利用者

「(見たこと)あります。白い大きいやつ」
靱公園 統括責任者
多田弘美さん

「(今年は)非常に多い。去年はそうでもなかった」
白いキノコの正体は、毒キノコの「オオシロカラカサタケ」です。
近畿大学農学部 白坂憲章教授

「触らない、持って帰らない、食べない。そういうことをすると病院に運ばれたりする」
誤って食べてしまうと、わずか30分~数時間の間に、悪寒や頭痛、腹痛など、胃腸系の中毒症状を引き起こす恐れがあります。
「食べた量が多いと、ごくまれに亡くなってしまう」
公園の利用者

「怖いと思います。(公園は)小さな子どもが遊んだりしているので」
なぜ大量発生?
この毒キノコは、東京でも見つかっています。
東京都保健医療局のホームページから

「公園の芝生や道路の脇の草地などに発生します。都内でもよく見られるようになりました」
白坂教授

「(オオシロカラカサタケは)マッシュルームと同じタイプ。肥料がたくさん入っている所に出るキノコなので、周りの家やマンションなどのプランターにも胞子が飛んでくると生える可能性があるキノコです。花壇などに今年はよく出ています」
なぜ今年、大量発生しているのでしょうか。
もともと温暖な地域に生息する「オオシロカラカサタケ」。地球温暖化に加え、台風の影響があったと考えられています。
6月末に、7号・8号の「ダブル台風」が接近した大阪では、ここ20日間の降水量が平年の2倍を超えました。
暑さと雨がもたらす湿気。毒キノコが好むこの環境が、今年の大量発生につながったとみられています。
「(Q.根絶は?)難しいですね。どこに隠れているか分かりませんし、完全に駆除するのは難しい」
(2026年7月15日放送分より)